Accuracy Evaluation of the Sound Power Measurement

音圧法と音響インテンシティ法により音響パワーの精度評価

音圧法

音源を囲む曲面上の音圧から、その点で面に垂直な音の強さを求め、これを面全体に積分して音響パワーを算出する方法。
音圧をρc(空気密度×音速)で割って近似的に音響インテンシティを求めるので音圧法と呼ばれる。

音響インテンシティ法

音源を囲む閉曲面上の音響インテンシティ(強さ)を直接測定し、これを面全体に積分して音響パワーを算出する。 音圧法よりも正確な値が出せるが、特殊な機材を必要とする。

研究内容

音響パワーの測定法には上述のように音圧法とインテンシティ法がある。
ここでは仮想の箱の表面に点音源が複数個配置され、それらの振動速度が対応する位置での箱の各面の 振動分布に等しいとした点音源群からなる音源モデルを考える。半球面上の音圧とインテンシティを計算でき, しかも真の放射パワーも求められるので,2つの手法の精度を評価することが可能となる。 音響インテンシティ法の場合に含まれる誤差はサンプリング点数の不十分さのみであるので,測定点をどのように 決めるかの評価が可能となる。このような仮想空間をプログラムにより作成し、実際に評価、検討を行う。
一部の結果は下記の学会で発表している。
M.Nakamura, H. Suzuki , J.Tichy, Proceedings of VSTech 2005, 123-126, (2005).
M.Nakamura, H. Suzuki , N.Yamaguchi, Acoustical Society of Japan 2005 Autumn Meeting, 3-10-1, (2005)

             仮想空間によるシミュレーション